日々、社会保険労務士としてクライアントの話を聴かせていただくなか、各社共通して悩んでいることがあります。それは募集・採用です。いわゆる人が来ない、求める人材が来ない、採用はしたが続かないということです。

中小企業にとって採用に多額の予算を計上するというのはとても困難です。会社の求人媒体は主にハローワークや比較的安価な求人誌が中心となっています。私自身、日々の業務でハローワークの求人作成に携わっておりますが、会社の良さを十二分に伝えるということに関しては疑問です。私見ですが、データ（数字）中心の求人内容となっており、結局のところ応募者にとっても数字で比べるか、入社してみないと会社の実情が分からないということに繋がり、ミスマッチになるケースが多いと考えております。

また、求人誌の活用に関しても、情報量を増やすため広告を大きくすれば、それに伴い料金も上がってくるため継続した広告出稿が困難となり、結果が出る前に広告を取下げ、応募がないということに繋がっています。

そのため、日々クライアントの近くにおり、そして客観的に会社の良さや努力、職場環境を知っている社労士だからこそできる会社のＰＲ、会社の採用支援、その一助を担うことができたら幸いです。

代表取締役　宮部義久